天板塗装の方法

皆様如何お過ごしでしょうか?
バーズ工房の事務所(中二階)の温度は既にえらい暑さになって参りました。

今年に入ってから手を休めることなく修理、制作に追われる毎日でしたが
ようやく作業予定も若干ですが一段落となりこうして日記を書いております。

そんな中春にかけてオーダーで制作させて頂いたテーブルがあり、
今回は天板の塗装方法の違いについて書いてみようと思います。


こちらはナラで制作したダイニングテーブルです。
お客様のご希望で作業台のような無骨なデザインにして、
濃い目の色でヴィンテージ感のある仕上げにしております。

色ムラ等抑える為、通常塗料はガン吹きでフィニッシュするのですが、
今回はヴィンテージ感を出す為に、ダークオーク色のステイン(着色剤)で色調整後
敢えて手作業でシェラックニスを塗布し、オイルで仕上げました。

ステインの色調整後に手作業(刷毛塗り及びタンポ刷り)でシェラックニス等を塗ると
ステインが引っ張られ色むらを起こすことがあります。

今回はその現象を敢えて行いアジのある表情にしてます。

ナラ柾目に表れる虎斑模様と相成ってアジのある美しい仕上がりです。

因みにこのテーブルはベンチもセットで制作させて頂きました。


もう一つはスリーバーズオリジナルアイアンテーブルです。

オリジナルの天板はナラで板接ぎをせず板を並べてあるデザインなのですが、
今回はセミオーダーで板接ぎによる一枚板バージョンです。

こちらは着色後手作業ではなく、ガン吹きによるシェラックニス塗布、オイルフィニッシュです。

色むらはなく、フラット感のある半艶位の美しい仕上がりです。

着色の色味にもよりますが、この二つの塗装の違いが分かりますでしょうか?

この様に作業工程を変更したり塗料を変えたりして
お客様のイメージにできる限り近づけていきます。

二つのダイニングテーブルは納品後お客様にも喜んで頂き、ホッと一安心。
家具職人が一番嬉しい瞬間でもあります。

その他にもオーダーの家具を作りましたが
それはまたの機会にご紹介できればと思っております。


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